2017.09.08

本気出す

どうも戯曲を書いているあいだは風呂に入ったり入らなかったりという日々の過ごし方をしていたので、書き終えた後の休日、銭湯に行った。サウナ五分×二回というハードなトレーニングを課し、ぎりぎりに体を絞りこみ、ため込んだ垢を落としきった。にもかかわらず体を乾かした後うっかり体重計に乗ったら10kg増だった。むかしメジロマックイーンというたいへん強い競走馬を馬体重16kg増のコンディションを理由に馬券から外して涙を流す結果になったのをなぜか思い出した。思えばあの時、私にはよい馬券を買う能力が皆無であることにさっさと気づくべきだったな。そのあとの稽古に、土田さんが来てくれたのでダイエットについていろいろ真剣に聞いてみた。麺類パン類ご飯類を抜けということだった。そのうえビールも駄目、飲むならハイボールにしろなど事細かに指南を受けた。わたしのほうも決意は固く、さっそく実践に移した。それから三日、実際この文章もビールを飲みながら書いている始末。なかなか痩せるというのもたいへんだと感じると同時にそれを実践する土田さんの精神力も感銘的だと思う。私のほうは痩せるのは公演が終わってから本気出す。さしあたっていまは稽古に本気出す。
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2017.09.03

稽古しています2017

表題に書きましたが改めて稽古しています。
ここ四回中三買いがこのタイトルだが気にすまいぞ。
「ウィークエンダー」という作品です。台本書くのに時間かかりましたが、すごくいい公演になりそうなので楽しみです。見に来てください。
最近は自分の都合で夏に作品をつくることになっています。だいたい稽古始めが夏で公演が初秋という時期が多くなっています。そのためか、夏というものが意外と早く終わるということがだんだんわかってきました。最初にその兆候を感じるのがヒグラシです。台本が進まないとき、これの声が聞こえると、ちょっと待たんかいという気分になります。アブラゼミがんばれ超がんばれとアブラゼミと自分を重ねたりする日もあったかもしれません。どこかの店から、夏の終わりを主題とした歌が聞こえたりするのもありますね。冬の終わりの歌も秋の終わりの歌も春の終わりの歌もないのに、なぜ夏の終わりの歌はあるのか。秋味というビールがいきなり出てくるのもいやなことの一つですね。
しかしそれも台本が書けた今ではいい思い出です。おかげさまでうまく書けました。すごくいい公演になりそうなので、見に来てください。

Posted at 15:14 | 未分類 | COM(0) | TB(0) |
2017.01.06

15 Years,0months& A Day in the Life of

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

2016年はなかなか良い年でした。携わった公演はどれもこれもすべて良いものになったし、福谷のOMS戯曲賞大賞もよかったしでね。

新年早々ですが、劇研寄席無事終わりました。ご来場いただいた方ありがとうございます。今年のアトリエ劇研閉館に伴い、最後の劇研寄席になりましたが、あふれんばかりの大入りになり感無量です。15年目にして自分なりに感じていたことを形にできたこともよかったです。

(ほかの人のことは知らないが,私の場合は)落語の稽古は一人でやるとこになっている。五人いるとはいえ連帯感が生まれるのは劇場に入る当日からで、ほとんど孤独な時間に耐えるだけの作業だ。毎年、しかるべき時期が来れば、ただひたすら動画のなかの巨匠を見つめ続け、携帯電話にも触らず、世間からすっぱり離れ、落語を考えるだけの時間になる。息をつめて深く海に潜るような心持ちになる。また年の瀬という状況がいやおうなしに深度を加える。始めたころはこれがほんとうにきつかった。やったことがない落語の稽古で、それが面白いかどうかわからないままの稽古。そしてその孤独の深さのぶん打ち上げはひたすら解放を求めひどい飲み方になった。早々に記憶をなくし、なくしたまま二軒目三軒目というありさま。15年たって酒の飲み方はまあまあ穏やかになったが、別れがたさはむかしと変わらず、今年も二口大学、藤原大介と高野から百万遍まで歩いて最後にもう一軒、三人で飲んだ。変わったところと変わらないところが同居するありがたさだ。つまらん話をしたあと二口さんを我が家に引っ張り込んで飲もうとして逃げられてしまった。なんかすごく立派な形で別れの手を振られてしまったもので。それにしてもなんという立派な手の振り方をするものかな、控えめに言うけど涙が出てしまったわ、なんやろうなほんま。

Posted at 02:59 | 未分類 | COM(0) | TB(0) |
2016.08.11

稽古しています。2

やはり稽古しています。暑いですね、暑くてたまりません。東京オリンピックってこの時期にやって大丈夫なんですかね?ところで、この「水いらずの星」という作品は2000年に初演しました。30代前半でした。気力体力ともに充実期だったためか、そんな記憶はないのですが、それから16年たった今稽古していると、体力もそうだが特に気力がすり減ってしまう。この年齢で一から作れたかどうかたいへん怪しい作品だ。そう考えると本当にいいときに作れた芝居だと思う。季節も秋だったし。若いときの努力は買ってでもしろというけれど本当だな、若いときの努力を踏まえることによって、毎日なんとかぎりぎりばてずに稽古することができています。昔のわたしたちよ、ありがとう。それにしても、東京オリンピックってこの時期にやって大丈夫なんですかね?
Posted at 16:45 | 未分類 | COM(0) | TB(0) |
2016.07.26

稽古してます。

タイトル通り稽古しています。一日あたり二時間ていど稽古しています。16年ぶりとはいえ再演なので、再演ならではの楽しさを味わっています。芝居に定石はないとはもちろんわかってはいますが、一度答えを出したという経験の頼もしさを感じながらの稽古はかえがたい味わいですね。楽しくてたまりません。16年前どうだったかという点に関して、われわれはそれぞれの頼りない記憶と、残っている舞台写真を使ってあれこれ言いあいますが、特に結論めいたものが出るまでには至りません。映像が残っていれば、揉めずに済むのですがそれがないのがもめ事が収まらない最大の理由です。私が大学生の頃は、映像記録技術がなく舞台公演をカセットテープで録音したりしていました。再生して聞いてもなに言っているやらわからないような代物でしたが、ああでもして今のこの時間を閉じ込めたいという情熱はたいへんよくわかります。まあ、しかしわれわれの映像がない、答えがわからない、閉じ込められた時間がないということは、まさに答えがわからない閉じ込められてないという点で味わい深く、その審級のなさ、それぞれ三人が持つ記憶が重なって作る奥行きというものを楽しんでいます。この楽しさがわたしだけのものでなければいいのだが
Posted at 00:58 | 未分類 | COM(0) | TB(0) |